BLゲーム「紅色天井艶妖綺譚」に関するブログです。SSやら日常を書きながら緩やかに更新予定。コメント大歓迎です。
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私の住んでいるところは今日雷が、鳴り響いていました。
思わず雷王が拗ねているのか!?と思いながら歩いていましたがww
だってバケツをひっくり返したような雨でしたもの。反抗期の子供は扱いずらいですから(笑)
と言うわけで雷ネタ?(なぜ疑問系)な雷藍です。
ふとした言葉でも嬉しいことはあるんだな。
そう、あれは俺と雷王が歩いていたときだ。
「うわっ!すげー降ってんな…」
「通りで私の調子が良いはずだ」
「へ?なんで雨降ってっとお前の調子が…」
いいんだ?と言いかけた、まさにその時に理由が解った。
ゴロゴロ ガッシャーン
「成る程な。たまに忘れっけど雷王は雷獣だったな。雷は居心地がいいというわけだな」
「そうだ。人間たちでは災いのものとされているが私には生まれたときから間近で聞いているものだからな」
そう言いながら笑っている。俺のために背中に呪を込めた彫り物までして…。もう二度と天に昇り、空を駆けることなど出来ないだろうに…。
「雷王、本当に良かったのか?」
幼い頃から縛り付けてしまった紅き獣はいつでも俺の傍にいて、これから先も雷王と二人で歩むことになるが。
本来、自由翻弄な雷王を俺が捕まえていいものか判らなくて。そんな気持ちが一言溢れてしまった。
「何を言うか藍丸。私はお前のためにしたことに後悔などしたことはない」
「らい…」
「それにお前のために、傍に居られればそれが幸せだ」
「…そうか。うっし!小雨なこの隙に帰ろうぜ」
「空傘が迎えに来てくれるのを待つのではなかったのか?濡れたら風邪ひくぞ」
「初仕事がこんな雨じゃ可哀想だろ?それにそんなヤワじゃねぇよ!ほら、置いてくぞ」
急いで走る俺の後を雷王が呆れながらもついてくる。
ただ、俺の後に雷王がいる。それだけで嬉しさが込み上げてくる。
俺も雷王も互いを必要としていて、今日さらに確認できた。
こんなにも嬉しいことはない。
幼い頃は追い付かない背中に見えたが、今では『恋仲』として隣に立つことが出来る。
これがこんなにも嬉しいことなんて思いもしなかった。
「今日の飯は何だろうな」
「今日も桃箒は張り切っていたぞ」
「楽しみだぜ」
小雨かと思われた雨は雨足が強くなってきたので、急いで屋敷へと帰った。
一方、空傘はというと迷子になってしまったらしく、そのあと、迎えに行ったのはまたの話だ。
終わる
<あとがき>
私、雷ネタ好きなのだろうか。それとも頻繁に雷が鳴る気象だからなのか。
どちらかわかりませんが二回ほど書いています。これで三回目?
勢いだけで意味が分からない!!
私に文才プリーズ!!!
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